プライバシー

スマホアプリはどんな情報を収集している?確認する方法を解説

アプリが扱うデータの種類と、ストア表示・端末設定・プライバシーポリシーで確認する方法を解説します。

スマホアプリは、機能を提供するためにアカウント情報、位置情報、写真、端末情報などを扱う場合があります。ただし、すべてのアプリが同じ情報を収集するわけではありません。「何を扱うか」だけでなく、「端末外へ送るか」「何のために使うか」まで確認することが大切です。

アプリが扱うことのある主な情報

種類主な用途の例
アカウント情報氏名、メール、ユーザーIDログイン、アカウント管理
位置情報正確・おおよその現在地地図、天気、配車
写真・動画選択画像、写真ライブラリ投稿、加工、保存
カメラ・マイク映像、音声撮影、通話、音声入力
連絡先氏名、電話番号、メール知り合いの検索、宛先選択
端末・技術情報OS、機種、IPアドレス動作、障害調査、セキュリティ
利用状況閲覧画面、操作、クラッシュ機能提供、分析、不具合修正
購入情報商品、プラン、購入状態課金、契約管理

機能に対して必要な情報かを考えましょう。地図アプリが位置情報を求める理由は分かりやすい一方、用途と関係の薄い権限を求める場合は説明を確認する必要があります。

「アクセス」「収集」「共有」は同じではない

  1. アクセス
    端末内の情報をアプリが読み取る。
  2. 送信・収集
    情報を端末外のサーバーなどへ送る。
  3. 保存
    送った情報を一定期間保持する。
  4. 共有
    一定の定義のもとで第三者へ提供する。

例えば、写真加工が端末内だけで完結する場合もあれば、AI処理のため画像をサーバーへ送る場合もあります。権限画面だけで送信先や保存期間のすべては分からないため、ストア表示とプライバシーポリシーも確認します。

インストール前にストアで確認する

Android

Google Playの「データ セーフティ」では、開発者の申告に基づき、収集・共有されるデータ、利用目的、通信時の暗号化や削除手段などを確認できます。端末内だけで利用し外部へ送らないデータなど、一定の条件では「収集」に表示されない点にも注意してください。

iPhone

App Storeの「Appのプライバシー」では、追跡に使用されるデータ、ユーザーに関連付けられるデータ、関連付けられないデータなど、開発者が申告した取り扱いを確認できます。

ストア表示だけで終わらせない
どちらも比較に役立ちますが、開発者の申告を基礎とします。実際の利用方法や保存期間はプライバシーポリシーも確認しましょう。

利用中の権限やアクセスを確認する

Androidのプライバシーダッシュボード

対応するAndroidでは、「設定」→「セキュリティとプライバシー」または「プライバシー」→「プライバシーダッシュボード」から、位置情報、カメラ、マイクなどへアクセスしたアプリと時刻を確認できます。名称は端末とOSで異なります。

iPhoneのAppプライバシーレポート

iOS 15.2以降では、「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「Appプライバシーレポート」を有効にすると、過去7日間のデータ・センサーへのアクセスやネットワーク通信先を確認できます。記録は有効にした後から蓄積されます。

通信先が表示されても、直ちに不正な送信を意味するとは限りません。ログイン、配信基盤、障害監視など正当な通信もあるため、目的と照らして判断します。

プライバシーポリシーで見る5項目

  1. 収集する情報
    どのデータを取得するか。
  2. 利用目的
    機能提供、分析、広告、セキュリティなど何に使うか。
  3. 第三者提供・委託
    誰に、どの目的で渡す可能性があるか。
  4. 保存期間と削除
    いつまで保持し、退会時にどう扱うか。
  5. 問い合わせ先
    不明点や削除依頼をどこへ連絡するか。

AI機能を使うことと、ユーザーデータを生成AIモデルの学習へ使うことも別です。具体的なデータと目的を確認してください。

権限を必要最小限にする

シークレットクラウドが扱う情報

Googleログインで提供されるメールアドレス、表示名、プロフィール画像、利用者識別子をアカウント管理に使います。ユーザーが明示的に選んだファイルと、そのファイル名、MIMEタイプ、容量、日時、ハッシュ値、サムネイルなどを保存します。

認証・操作・エラーの記録、必要最小限の端末・通信情報、プランや購入状態、問い合わせ内容を、サービス提供、課金管理、障害対応、セキュリティ、法令対応などに利用します。カード番号は運営者が取得せず、アプリに広告はありません。

広告解析やAI学習には利用しません
非公開ファイルを広告解析、AI学習、顔認識、人物・性的内容の自動分類、趣味嗜好の推定、マーケティングに利用しません。法令上の義務、正式な申告、セキュリティやマルウェア対策などに必要な限定的処理の可能性はあります。
プライバシーポリシーを見る

まとめ

スマホアプリは、アカウント、位置情報、写真、端末、利用状況、購入などの情報を扱う場合があります。確認するときは「アクセス」「端末外への送信」「保存」「利用目的」「共有」を分けて考えましょう。

インストール前はストアのプライバシー表示、利用中は端末のプライバシー機能を活用し、プライバシーポリシーと権限も定期的に見直してください。

参考情報

表示名や手順はOSの更新により変わる場合があります。利用時は端末と公式案内をご確認ください。