マルウェア・詐欺

サポート詐欺とは?スマホに警告画面が出たときの対処法

Webページの警告だけでは感染の証拠になりません。電話やインストールをせず、まずブラウザを閉じましょう。

目次
  1. 警告直後の対処
  2. 情報を渡した場合
  3. 遠隔操作・アプリ導入後
  4. 予防方法

サポート詐欺とは?

端末に重大な問題があるとだまし、偽のサポートへ誘導して金銭や情報を奪う詐欺です。電話、料金支払い、カード情報、遠隔操作、画面共有、不審なアプリ、パスワードや確認コードなどを求めます。

警告が出たら感染している?

表示だけでは感染の証拠になりません。Webページには「ウイルスを5件検出」「端末が28.1%破損」「2分後に写真を削除」などを自由に表示できます。機種名や有名企業のロゴも信用の証明にはなりません。

警告音やカウントダウンの目的

利用者を焦らせ、考える前に電話やボタン操作をさせる演出です。「閉じるとデータが消える」とあっても、通常のWebページによる偽警告ならタブを閉じて構いません。

警告画面が出た直後の対処

  1. 表示された番号へ電話しない
  2. パスワード、確認コード、カード情報を入力しない
  3. 画面内の「修復」「閉じる」を押さない
  4. ブラウザ自身の操作でタブを閉じる
  5. 閉じられなければブラウザアプリを終了する
  6. 操作できなければ端末を再起動する
  7. 同じページを再度開かない

警告を見ただけで、電話、入力、ダウンロード、インストール、権限許可をしていなければ、直ちに乗っ取られたと考える必要はなく、通常は初期化も必要ありません。

閉じてもまた出る場合

以前のタブが復元されているか、不審なサイトへ通知を許可している可能性があります。該当タブを閉じ、ブラウザのサイト権限から通知を解除します。

Android版Chromeでは対象サイトのページ情報から「権限」「通知」を確認できます。ポップアップや勝手な転送が続く場合は、Chromeの安全チェック、Play Protect、最近導入したアプリも確認します。

電話してしまった場合

電話しただけで直ちに遠隔操作されるわけではありません。情報を伝えず、アプリを入れず、画面共有を許可していなければ、電話を切って今後の連絡を拒否します。氏名や番号を伝えた場合は、関連した詐欺連絡にも注意します。

パスワードや確認コードを伝えた場合

  1. 正規サービスからパスワードを変更する
  2. 不審な端末・セッションをログアウトする
  3. 最近のログイン履歴を確認する
  4. 復旧情報と追加認証の登録を確認する
  5. 同じパスワードを使った他サービスも変更する

確認コードまで伝えた場合は、すでにログインされた可能性を考えて急ぎます。

カード・銀行情報を伝えた場合

カード会社や銀行の公式アプリ、カード本体、公式サイトの窓口へ速やかに相談し、利用停止、認証情報変更、取引確認の指示を受けます。詐欺師が示した連絡先は使いません。

遠隔操作や画面共有を許可した場合

通話を切り、インターネット接続を切るなどして遠隔操作を停止します。導入したアプリを確認し、不要なものを削除します。

Androidではアクセシビリティ、画面共有、デバイス管理、通知へのアクセス、他のアプリの上に表示、不明なアプリのインストールなどの権限も確認します。銀行画面やパスワードを見せた場合は、別の安全な端末から変更し、金融機関へ連絡します。

不審なAPKやアプリを入れた場合

アプリを削除し、権限と特別なアクセスを解除します。Play Protectを有効にしてスキャンし、「不明なアプリのインストール」の許可も見直します。削除できない場合は端末メーカーのセーフモード手順や専門窓口を利用します。

正規の警告との違い

Chromeのセーフブラウジング、Play Protect、OSなどが正規の警告を出すこともあります。判断できない場合でも表示された電話番号へ連絡せず、ブラウザ、Google Play、端末設定を自分で開いて確認します。

シークレットクラウドを名乗る警告

「写真を削除する」「容量が危険」「今すぐサポートへ連絡」と表示されても、警告内のリンクや連絡先を使わないでください。公式アプリを直接開いて状態を確認します。

不審な連絡は、シークレットクラウド公式サイトに掲載した窓口へお問い合わせください。

公式窓口を確認する

サポート詐欺を防ぐ7つのポイント

  1. Webページの警告だけで感染と判断しない
  2. 表示された番号へ電話しない
  3. 警告画面からアプリやAPKを入れない
  4. パスワードや確認コードを伝えない
  5. カード・銀行情報を入力しない
  6. 自分で公式サイトと窓口を開く
  7. 家族とも「突然の警告では電話しない」と共有する

まとめ

サポート詐欺は偽の感染・ハッキング警告で焦らせ、電話、支払い、情報提供、遠隔操作、不審なアプリへ誘導します。表示だけでは感染の証拠になりません。

指示に従わずブラウザを閉じます。すでに電話、情報提供、遠隔操作まで進んだ場合は、渡した情報と許可した操作に応じて、パスワード変更、端末・権限確認、カード会社や銀行への連絡を速やかに行いましょう。

参考情報

詐欺の手口や設定画面は変化します。最新情報は公的機関、OS・ブラウザ提供元、端末メーカーの公式案内で確認してください。